うちの王子は天才うさぎ

鼻のあたまに白ぽちの黒ネザー「王子」と甘えん坊の「かえで」。2匹は別々の部屋で暮らしています。
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急性胃拡張から復活王子

うさぎが「食べなくなった」「水を飲まなくなった」原因は様々ですね
持病、体質、飼育環境、ストレス、換毛・・等々

でもこれという原因や因果関係がいまだにはっきりしていない、『突然』起こるタイプのものもあります
今回、王子がかかった「急性胃拡張」がまさにそれです

病院の先生いわく季節の変わり目や気候が不安定な時に急激に患者が増えるそうので、
今まさにそれと戦っている子と飼い主さんは多いかと思います

自分の備忘録を兼ねて
王子が回復するまでにあったことを書きます(長いです)
参考になることがあれば嬉しいです


【前置きとして】
我が家はかかりつけの病院が近いこともあり
うちのうさーずに何かあったとき
病気に対する処置・治療は信頼する病院に一任して、
家で飼い主さんが行ってくださいと言われたこと(主に投薬)だけを行うスタンスです
なので「様子がおかしい」となったときも
自宅でのマッサージや強制給餌は一切行っていません


日曜の夜、ついさっきまで牧草を食べたりトイレをしたり「いつも通り」だった王子が急に、隅っこで丸くなっていました
大好きなりんごに見向きもせず
部屋んぽだよーとサークルを広げても動かず・・
頭をなでると特に嫌がらなかったけれど無表情で
朝になってもどこか放心したような顔で丸まったまま動かずにいました

いよいよおかしい!
(病院へ)連れていくしかない!と
開院を待って即電話しました

いつも診ていただいている院長先生が昼前まで外出されているということでしたが
「一刻も早く」診てもらわないといけない気がして他の先生に診察をお願いしました
(王子の情報は院内で共有されていたので診察に支障なし)

結果的にその「一刻も早く」の判断は間違っていなかったのでした


【午前中の診察内容】
問診
歯のチェック
触診
レントゲン


触診した先生が「レントゲンと血液検査をしましょう」と仰ったのですが
兎に角はやく現状を知りたくて先にレントゲンをお願いしました。

結果、胃がガスでぱんぱんに張っていて異常が明らかでした
(レントゲンから判断して)脱水症状も進んでいるとのことでした

ここまでガスがあるということは相当の痛みがあるらしく、
王子は気が遠くなるような痛みを抱えていたということになります

かえでが急性胃拡張になった時は
落ち着かずに何度も体勢を変えていて見るからに辛そうだったので
今回の王子もそれ(急性胃拡張)と結び付けて考えていませんでした
歯ぎしりもしていなかったし(それどころじゃない程痛かったのでしょう)
ただ、病名がわかったところで飼い主ができることは
「信頼できる病院へ早く!連れていく」ことしか無いのですが

話は戻って

まずは痛み止めの注射を打って、
それから治療を進めましょうということになりました

「午後いっぱい病院でお預かり」という事については
「おうちに連れて帰って飼い主さんがみますか?」という選択肢もありました
私は迷わず半日入院を選びました

入院がきまったので
これからの治療計画について先生のお話を聞きました

まずこれから行うことは大きく次の3点
【入院中の主な処置項目】
・血液検査
・(脱水症状緩和のための)補水点滴
・(血液検査の結果如何で)静脈からの点滴

半日治療を行い夜に(主治医である院長先生とお話したうえで)
経過がよければそのまま帰宅、
そうでなければ一晩病院で治療を続けることになるとのことでした


痛み止め注射を終えた王子をスタッフさんが連れてきてくれましたが
撫でても無反応になっている王子に「夜になったら迎えに来るからね」という以外
何も言えませんでした
(淡泊な飼い主と思われたかしら)


受付で王子をお預けするための書類にサインをして
午前の分の会計を済ませて外に出ました



そして午後
診療時間になるやいなや病院に「王子の様子は!?」と電話しました

静脈点滴をしたと聞いて
そんなに悪かったんだ・・とがっくりしていたら
「王子ちゃん、さっきイタライとチンゲン菜を食べ始めましたよ」と希望の光が!
これは今日中に帰ってこれる!?と気持ちが上向きました

そして夜
仕事を定時で切り上げて、(気持ちのうえで)猛スピードで帰宅したオットと病院へ向かいました

診察室へ入るなり、診察台に血液検査の結果表をおいた院長先生から開口一番、
もう大丈夫というような言葉を言われました(なんて言われたか記憶が曖昧)

王子を預けてからの診察内容と
血液検査の結果で後遺症に残るような(他の臓器への影響)は
見られなかったという説明をいただきました
もう一度レントゲン検査した結果、問題ないので連れて帰って大丈夫です、と。

お預けした時点での王子の状態はというと
血液検査の結果
明らかな異常値が出ていた項目がふたつありました

まず血液細胞検査項目の「PCV」
“血液中の血球成分の全血に対する容積比を百分率で示した数値。”だそうで
「うさぎ正常値」は30から50のところ
元気な時の王子のPCV値は42に対しなんと驚きの58.1!
「生きているのが不思議なくらいの悪い値でした」と先生

次に「蛋白質」項目の「総蛋白質」は
「うさぎ正常値」5.4~7.5に対して8.3!
つまり脱水がかなり進んでいたということだそうです

皮下(補水)点滴だけでカバーできないという判断で
静脈点滴(王子は右耳からやったそう)となりました

それだけ悪かった状態から半日の処置で
家に帰れるくらいに復活したというのは本当に奇跡的でした

前回、結石の時も「こんな大きな石が自然に出るなんて奇跡だ」と言っていたのにまたもやミラクルが起きました・・


そして8時間ぶりに再会した王子は
きゅるるん顔で「オットさん?ツマさん?」と
うたっちでアピールするくらいに戻っていました

王子~!!!(声にならない声)


急性胃拡張についてはもう心配がなくなったので
これからはお腹を動かすための薬を飲ませて様子をみます
ペレットや野菜、部屋んぽなどの生活はこれまで通りでいいそうです


参考までに以下は診療費明細書の項目です(記載順)

【午前中お会計時明細】
再診料
皮下注射(急性胃拡張・薬剤3種)
エックス線検査


【入院中の分】
半日入院
皮下注射(消化器薬2種)
皮下点滴
静脈カテーテル留置(血管確保)
静脈点滴
採血料
血液一般検査・CBC②
血液検査(哺乳類14項目)
血液検査(追加1項目)
エックス線検査(追加)
処方料
内服薬(シロップ)


現在の王子ですが、少しゆっくりながらもよく食べています
さすがに体力は落ちているみたいでよく寝ていますが

1日2回、シロップのお薬を飲ませるので
その時の(拘束されたときの)暴れ具合で体力の戻りをチェックしていくのが楽しみです

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【おまけ】
先週の王子
はやくこれ位もりもり食べれるように復活したいね

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6 Comments

たかだっち says..."こんばんは"
王子君大変でしたね。
でも体調が良くなって一安心ですね。
やはり気圧の変動が影響しているのかもしれませんね。
引き続きおだいじにしてください。
2018.07.10 22:21 | URL | #- [edit]
るこ丸  says..."たかだっちさん"
ありがとうございます
半日で回復してくれて、本当に飼い主孝行な王子でした
しばらく気を付けて見守ります

かえでは高値安定で元気にしています・・(不死鳥)
2018.07.11 10:54 | URL | #- [edit]
Kei says...""
半日で回復してよかったですね!

暑くなってきて体調管理大変ですよね。

人間も!るこ丸さんは大丈夫ですか!
うさぎと人間この季節気をつけて
生活しましょうね。

2018.07.11 13:23 | URL | #SFo5/nok [edit]
るこ丸  says..."keiさん"
あ!keiさんお元気ですか
毎日暑いのでkeiさんが揮発していないか心配でした
この気温のせいか昨夜は蝉が羽化してうるさかったですよ~

月末からはNHKでシーズン3も始まるし(!?)、人間もしっかり健康に気を付けて過ごしていきましょーねー
2018.07.11 13:58 | URL | #- [edit]
みずえ says...""
うう、王子くんがこんなに大変だったのに、ももすけの心配までしていただき、ありがとうございます。
ほんと、奇跡の回復力だわ。
かえでちゃんといい、るこ家の子達は、神がかってるわ。
きっと王子くんは、早く帰りたくて頑張ったんだと思うの。
今通ってる動物病院は、うさぎはあまり入院させない、環境の変化に弱いから悪化することが多くて、と言ってましたよ、病院にいることがストレスになるってことだもんね。

ところで、王子くんはシリンジのお薬は抵抗なく飲みますの?
うちは朝晩大変な騒ぎです。
美味しいはずなんだけどなあ。
2018.07.11 14:17 | URL | #- [edit]
るこ丸  says..."みずえさん"
王子の頑張りというか底力に驚かされました
そして病院の先生方には本当に感謝しかない・・
立派な飼い主になれるよう頑張りまっす

王子の投薬の仕方は今度会ったときにお教えしませう
なるべくストレスかけず、間違ってもケガをさせないように
一度タオルで巻いたら「絶対逃がさないで手早く」を心がけてます(ふんがー)
2018.07.13 18:42 | URL | #- [edit]

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