不死鳥のかえで 最期の奇跡
人間でいうところの四十九日が近づいてきたので
あの日かえでが起こした最期の奇跡の話を書いておこうと思います
そのいち:自力で野菜を食べた
注射と点滴をうけて家に帰ってからも調子が一向に上向かず、
深夜になって自分の力で動くことも
強制給餌を飲み込むことも難しくなり
本当に緊急事態だと思っていたのに
オットがいつも通り「かえでちゃーん、野菜食べる?」と言ったら
膝にのぼって 野菜を食べた
どゆことー!かえで、すごい
そのに:血液検査で異常なし
午前に病院へ連れて行き診ていただいたところ
覚悟をしてくださいと言われ頭のなかが真っ白になりました
ただ
こんな状態なのに昨日の点滴が体に吸収されているので
このまま入院して静脈点滴をしたらもしかしたら・・と、
かえでのこの状態が少しでもよくなるのならと一縷の望みを抱いて
そのままお預けしました
そのすぐ後血液検査をしたら
数値は正常の範囲だったそうです
かえで、すごすぎる
そのさん:退院レベルまで復活
オットの車で面会に向かって
あと5分くらいで着くというところで病院から電話がありました
かえでが「急に倒れて」
「心肺蘇生をしている」と
処置室でかえでの体に再会しました
かえでは静脈点滴のあと
自分でとことこ動き始めて
自分のくちで牧草を食べ始めたそうです
あまりの回復っぷりに先生は
「今夜は自宅に連れて帰ってもらって、今後の治療のことを後で話し合おう」と
思っていたそうです
寿命がぷつりと尽きたようにパタリと倒れるとか文字通りの大往生!
すごい、すごいねかえで
苦しまないでよかった
最期まで自分でごはんを食べれてよかった
最期までかえでらしくいてくれてよかった
グレイトだよかえでちん
おまけの奇跡
身体を綺麗に拭いてもらったかえでを入れたキャリーを前に
診察室で改めて先生とお話しました
まだうちの子にする前、保護っこかえでを初めてこの病院に連れてきたときから
「この子の存在が勇気になる」と言ってくれて
保護活動をされている方や事情のある子の飼い主さんたちに
事あるごとにかえでの話をしてくれていたそうです
知らないところでかえでが誰かのちからになっていたのなら
それもうれしい奇跡です
甘えん坊で
食いしん坊で
ピンチになっても蘇る不死鳥
ずっとずっと大好きだよーかえでちん
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